プロジェクトテーマ

熱可塑性CFRPの開発及び構造設計・応用加工技術の開発

NCC次世代複合材研究会

NCCは複合材料に関心を有する有志の企業、研究機関等を対象として、 NCC次世代複合材研究会」を運営しています。 研究会会員、国内外の複合材料関連企業・研究機関との交流や、最新技術の情報提供等を通じて、 新たな研究開発プロジェクトの創出を支援します。

東海北陸コンポジットハイウェイコンソーシアム

2014年11月、複合材料に関する研究開発から生産・加工・組立までを行う世界に冠たる一大拠点・産業集積を形成することを目的に立上げました。

新着情報

2016.4.19 プロジェクトの最近の成果紹介

2016.3.28 NCC次世代複合材研究会実施報告書を公開致します(会員限定)

センター長挨拶

ナショナルコンポジットセンター長
佐宗 章弘

  本ナショナルコンポジットセンター(NCC)は、2012年4月に制度上開設され、2014年1月に名古屋大学全学センターに移行しました。 「軽く、強く、長持ちする」複合材料、特に炭素繊維強化複合材料を、自動車、航空機などの輸送機器、風車などのエネルギー機器に、 省エネルギー、環境負荷低減材料としてこれからますます社会が取り入れていく、その具体的な突破口を産官学で切り開くことを目指しています。

 これまで複合材分野では、素材、製造分野の一部において、我国が世界をリードする立場をとってきています。しかし、成形加工およびそのプロセスを反映させた設計に関しては、欧米に遅れをとっていると言わざるを得ません。  ものづくり大国である我国にとって、今が次の世代につなげる大きな正念場であります。

 これまで複合材の研究、産業応用については、それぞれの分野・立場で独立した活動がなされてきました。しかし、このような状況に立った現在では、関連分野がお互いに密に連携し、総力をあげて研究開発課題に取り組むことが必須です。  これは、自動車、機械加工、航空宇宙など我国最大の製造業集積地である名古屋地区の産業界の期待に応え、また総合大学として様々な工学分野を中心に学際的な研究教育体制で臨むことができる本学の使命であると考えます。  本学では先駆けとして、2009年に大学院工学研究科附属複合材工学研究センターを設置し、航空機・自動車関連企業、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などと連携して、複合材の共同研究を進めてきました。  また、2014年にキックオフした、「東海・北陸連携コンポジットハイウェイ構想」は、地域コア形成の足掛かりと位置付けています。

 次世代の自動車の外板・構造部材として熱可塑樹脂と炭素繊維を組み合わせた複合材の高強度化、高速低コストの成形加工法開発、耐性の評価、評価技術の標準化、さらに航空機、風車への応用も視野に入れています。  参加機関として、国内炭素繊維メーカー、自動車・航空機関連メーカー、名古屋大学をはじめ東京大学、東北大学、岐阜大学などの各大学、JAXA、産業技術総合研究所などの公的研究機関や自治体、学内では工学研究科を中心に、  グリーンモビリティ連携研究センターなど学内外の技術者・研究者を結集し、複合材の新境地を切り開く基礎研究にも力を注いでいます。  このような体制で、国からの複数の大規模プロジェクト研究を受託するとともに、素材から設計・製造・成型加工、応用までの縦のつながり、  化学、物理、材料、電気、機械、航空、環境、エネルギーなどの学際的な大学教員あるいは他の研究機関研究員との横のつながりを強化し、人材育成、産官学連携、複合材コンソーシアムの構築、イギリス、ドイツなどとの国際連携も交えて、 世界的なコンポジット研究開発拠点となることを目指しています。